犬のしつけイメージ
  1. 犬の拾い食い

犬の拾い食い

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犬の困った癖の中の一つに、拾い食いが挙げられます。これは人間側から見た困った習性であって、犬側から言わせれば、犬として当たり前の行為であるといえるでしょう。でも、野生の犬ではないので、この習性は直していかなければいけません。

ハウンド系の犬に多く見られる癖ですが、もちろんトイタイプなどの他の犬種にも見られる癖です。ときには命に関わることもありますので、絶対にやめさせたい癖です。これには、犬と共に飼い主の責任も重大な問題になります。

拾い食いの危険性

ビーグル犬

時折ニュースで目にする事件。散歩中の犬が拾い食いをして、体を痙攣させた後、命を落としてしまったというニュース。このニュースをどう思いますか? 

犬はおいしそうな匂いがしている物が落ちていたら、迷わず口にしてしまうでしょう。それに毒が入っていたら……。これは毒餌をまいた者が悪いのはもちろんのこと、拾い食いを制御できない飼い主の責任でもあります。

拾い食いの可能性があるのは外ばかりとは限りません。家の中でも十分にありえることなのです。生ゴミをあさって、たまねぎを大量に食べてしまい、命を落とした子を知っています。お風呂用に購入したボディ用スポンジをそのまま放置して、犬が遊びながら千切って食べてしまい、開腹手術になった子もいました。

飼い犬の命を守ってあげる面からも、拾い食いをやめさせるのは必要不可欠なことなのです。

拾い食いをしやすい犬

ビーグル

冒頭で述べたように、ハウンド系の犬は拾い食いしやすいといっていいでしょう。散歩中は常に臭いを嗅ぎながら歩き、食べ物に対する欲求もピカイチです。

我が家で預かっていた2匹のビーグルを例に挙げると、落ちている葉っぱやゴミ、小石などを平気で口にしていました。口に入れてはいけないと教え込むのに大変な思いをしたものです。小石は便と一緒に出てくるといいのですが、腸にたまってしまう場合もありますし、葉っぱなどには虫がついている可能性もあります。もちろん衛生的でもありませんので絶対にやめさせるべきです。

もう一つ、食欲や犬種に関係なく拾い食いをしやすい犬がいます。これは、別に食欲があったり、落ちている物に興味があって拾い食いをするのではなく、拾い食いをしたときに、飼い主が大騒ぎするのが面白くてやっている場合があります。自分に関心が集まることが嬉しくてやっているので、常習犯になってしまいます。

拾い食いへの対処

ビーグル

拾い食いへの対処は、家の中であれば、犬が届くところに危険な物を置かないに限ります。そのためには、テーブルに上がらないしつけも必要です。ビターアップルなどを使用してもいいでしょう。

外での対処法は、飼い主が散歩のコースに、落ちているものがないかどうかを見て、犬をコントロールして歩かせることが大切です。

やってしまいがちな失敗例としては、犬が何かを見つけて口に入れたとします。犬の方が人間よりも鼻が利きますし、地面にも近いので、飼い主が見つけるより先に口に入れてしまうでしょう。口に入れてから慌てて出させようとして口に指を突っ込んだりすると、犬も慌てて飲み込んでしまいます。何かを口に入れたら、取り上げられるので早く飲み込んでしまわなければいけないという図式が出来上がってしまいます。ですが、飼い主の行動としてもこれが当たり前でしょう。

何が一番良い方法なのかというと、やはり飼い主が気をつけて、落ちている物を口に入れさせないような配慮が必要ということです。もちろん、拾い食いをやめさせるよう、しっかりとリーダーウォークを徹底して行い、拾い食いしそうになったら、リードを強く引いて衝撃を与えるようにしましょう。

『ダメ』『いけない』のコマンドも忘れずに出すようにします。